子どものLINE・SNSデビューは何歳から?

今の時代、LINEやSNSを使ったコミュニケーションや交流が当たり前になり、アカウントを一つも持っていない人の方が少ないのではないでしょうか? 無料で使える上に、電話番号などの個人情報も人に教えなくて良いし、楽に色んな情報が入ってくるし、何よりも簡単。

しかし、その一方で顔も知らない会った事もない人とも簡単に繋がる事が出来たり、信憑性に欠ける情報がいかにも本当の事のように流れていたり、不安要素もいっぱいありますよね。

またSNSを上手に使いこなすには、子どもたち自身が、一度ネット上に載せた情報は永遠に消せないことや、自分の投稿する言葉に対する重みと責任を理解出来るようになってからではなければいけません。

加えて、LINEやSNSに関するルールや制限って、国ごとに決まっていたり決まっていなかったり、アプリに制限がかかっていたり、いなかったり…

結局、最終的には子どものSNSデビューの責任は親の手にかかってきます。

では、子どもにSNSデビューさせる適齢期はいつでしょう?

今回はその答えを一緒に探っていきましょう!

 

LINE・各種SNSの年齢制限

はじめに、皆さんはLINEや各種SNSの年齢制限の決まりをご存知ですか?

最近では国外問わず、小さい子が YouTube や インスタグラムに投稿して話題を集めたりしていますよね。

とっても可愛いけど、実はこれルール違反かもしれません!

実はSNSのほとんどがある種の年齢制限を設けているんです。

年齢制限 備考
LINE なし 18歳未満は昨日制限がある
Twitter 13歳以上 最新のiOSアップデートにより、
17歳未満のiPhone使用者は原則使用できない
Facebook 13歳以上
Instagram 13歳以上
YouTube 13歳以上
Google+ 13歳以上
MixChannel なし

 

ご覧の通り、ほとんどのSNSは13歳以上にならないと使えない事になっています。

これはアメリカの Children’s Online Privacy Protection Act (COPPA) という法律に基づくもので、まだ社会の事をしっかり理解出来ていない子どもたちの個人情報を守るために定められたものです。

この決まりは米国の会社が13歳未満の子どものデータを収集することを禁止しているため、それに従ってアメリカをベースにしている フェイスブック、インスタグラム、ユーチューブなどの会社は年齢制限を13歳以上に設定しているのです。

これを聞いて、”そもそも何故この法律は13歳を基準としているの?” と疑問に思った人もいるのではないでしょうか?

実は、ITの先端を行くシリコンバレーで働く専門家たちや児童心理学者たちが話し合った結果、子どもが自分の世界だけではなく、周りの世界が見えてきて、物事の良し悪しが判断出来るようにになるのが13歳辺りからだという結論に至ったからだといいます。

でも、だからと言って年齢制限はあくまでも最低限の基準です。

SNSアプリなどを作成している会社は、利用者が多ければ多いほど儲かる訳ですから、設定されている年齢制限はあくまでも法律を冒さずにどこまでの人にアプリを使わせることが出来るか、ということが最優先になっています。

子どもにどのような影響があるかなどということは二の次になってしまっている、というのが悲しいながら、現実です。また、LINE や MixChannel はアメリカの会社から出ているSNSではないため、そもそも年齢制限がありません。

“んー、とりあえず13歳未満の子どもはSNSを使えない、使わせない方がいいのは分かったけど、でもこの年齢が基準で本当にいいの…?”やっぱりSNS運営会社が決めなければいけなかったから仕方なく設けた制限じゃやっぱり不安が残りますよね。

というわけで、次に、日本や他の国々の法律からSNSデビューの適齢期が見えてくるか探ってみましょう!

 

日本と各国の子どもとSNSに関する法律から見るSNSデビュー適齢期

子どもに限らず大人のスマホ中毒も深刻な社会問題として騒がれている今の世の中。

はじめはルールの無い無法地帯でしたが、この数年で世界中の政府が対策を取り始めているんです!

日本でも2018年2月からついに「青少年インターネット環境整備法」という法律が施行されました。

この法律は18歳以下の子どもたちをネットいじめ、暴力、出会い系、アダルト、薬物などのインターネット上の有害な情報から守るために作られたもので、国が携帯会社やインターネット接続事業者に対して18歳以下の利用者に対してサービスを提供する場合はコンテンツフィルタリングサービスを付けるように定めたものです。

出来たばかりの決まりなのでまだまだこれから変わるかもしれませんが、今のところ、子どもたちのSNS使用に対する年齢制限などは特に設けられていないようです。

では、他の国々ではどうでしょう?

先ほど、ちょっぴり触れたように、アメリカではCOPPAという法律により企業が子どものデータを収集してはいけないことから、SNS使用は13歳以上でないと、基本的にできません。

EU諸国では、General Data Protection Regulation (GDPR) という一般データ保護規則に基づいて、SNSアカウントは基本的に16歳以上でないと開設してはいけないことになっています。

また、最近アメリカでは市民団体によって Wait Until 8th という運動も行われており、15歳になるまでは子どもにスマホを持たせないようにすることを推進しています。この活動は CNN や NPR などのアメリカでメジャーのメディアでも大きく取り上げられており、支援を受けているんです。

どうでしょう?

だんだんと子どものSNSデビューの適齢期が見えてきたのではないでしょうか?

これらの法律や運動から、SNSデビューするのは少なくても高校生に入ってからの15 – 16歳ぐらいが妥当な年齢のようです!

 

SNSデビューをする前にしておくトラブル回避法・対処法

さて、LINE・SNSデビューの適齢期の目安が分かったところで、いよいよお子さんにデビューさせてみよう!と思った方もいらっしゃるかもしれません。

その前にちょっとお待ちを!

高校生になると確かにお子さんの判断力は高まりますが、それでも彼らはまだ未成年です。

新しく飛び込んだSNSの世界では分からないことも沢山出てくるかもしれませんし、友だちやSNS上の人とトラブルにあってしまうこともあるかもしれません。そんな時のために、日頃から子どもたちと出来る限り話し合いを持ち信頼関係を築くことで、何かあった時にすぐ相談してもらえる環境があるのが一番です。

でも、そうは言っても思春期のお子さんを持つ親御さんにとって、頑張っていてもこれは決して簡単なことではなかったりしますよね? 子どもたちからしても、「親に心配をかけたくない…」などの理由からなかなか困った時に親に相談出来ない子もいるかもしれません。

更に、デジタル時代に育った子どもたちの中には人と面と向かって話したり、電話で話すより、LINEやメールなどの方が人に相談しやすい、ということもよく聞きます。

そういう時に便利なのが LINE相談窓口!

LINEを開設した際に、お子さんに友だち登録させておくと、子どもたちが困った時にすぐにLINE上でトラブル対処の専門家に相談することが出来ます。

対応してくれる団体によっては、様々な分野の専門家や弁護士などの支援者と提携しており、必要に応じてカウンセリングや出張面談まで行ってくれるので、子どもの携帯にこの窓口が入っているだけでちょっぴり安心です!

厚生労働省も SNS に関するトラブル相談窓口の一覧を公開しているので是非参考にしてみてください。

 

まとめ

さて、ここまでこどものLINE・SNSデビューの適齢期を探ってきた結果、少なくても15歳-16歳以上から始めるのが良い!という結論になりました。しかし、これは勿論あくまで世界の基準を見た上での目安です。

お子さんは一人一人みんな違い、成長の仕方もそれぞれ違うので、この年齢を目安として、皆さんがお子さんの物事への判断力や精神年齢を常日頃の生活の中で見ながら、最終的な判断をすることがとっても大事です。

また、SNSは日々日頃、変わり続けています。

そして子どもたちの間での流行りも目まぐるしく変わります。

少し大変ですが、子どもたちを出来る限り守るためにも、保護者の皆さんもしっかりとリサーチをして、どのようなものが子どもたちの間で使われているのか把握しておくのも重要です。

きちんと保護者の皆さんが情報を持っていることで、少しでも危険だと思われるSNSが出てきた場合、説得力を持って、なぜそのSNSは使ってほしくないか、という点を子どもと話し合えます。

デジタル時代で連絡手段が多様になったからこそ、親子間で面と向かって話し合いを持つことがより大切な時代です。

親子でしっかりとSNSのメリット・デメリットについて話し合って、お互いに理解しあい、安全でかしこいスマホライフを送りましょう!

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