ひまわり保育園では震災時、大変悲しいことに、3名の園児さんが、迎えにきた親御さんへの引き渡し後に津波の犠牲になりました。園舎は1.5mの高さに達した津波で被災し、園に残っていた20数名の子どもたちと先生方は２階のホールになんとか避難しました。しかし、水が引かなかったため、園にあったわずかな食料と水やお菓子を口にして救助を待ち、2日後に自衛隊によって救助されました。水が引くまでには4日もかかりました。その後、50人の家を失った被災者を受け入れ、園舎は8日の間避難所となりました。先生方や各地からやってきたボランティアが力を合わせ、ガレキや泥の片づけに奮闘し、園舎の大規模修繕をしました
震災から3年。大変嬉しいことに、私たちPoHは、このひまわり保育園の園庭に「遊び」を取り戻すお手伝いをさせていただくことができました。遊具のオープニングのお祝いでは、ロサンゼルスからやってきた日系人歌劇団「グレートフル・クレーン・アンサンブル」のみなさんのショーと、PoHお約束のバーベキューやゲームをして、園児さんたちだけでなく、先生方や親御さんたち大人まで、ニッコリ笑顔になるような楽しい時間を過ごすことができました。
