みどり幼稚園は、津波で全壊し、2人の園児が帰宅途中で亡くなり、2人は親御さんを亡くしました。そして、半分以上の園 児は今でも仮設住宅での生活を余儀なくされています。 幼稚園が仮設園舎で再開したときには(下の写真)、その園庭には2つの小さな遊具も設置されていましたが、2012年3月、その遊具は春の嵐で吹き飛ばさ れ、壊れてしまいました。250平米の広い園庭には何の遊具もなくなってしまったのです。
プラチナ寄贈者である、ニューインターナショナルスクール(オブ・ジャパン)は、資金調達のために前向きで献身的な活動をしてくださいました。生徒 さんたちは自分たちで焼いたクッキーを学校前の路上で販売したり、また、学校のお祭りでは訪れる父兄から寄付金を募り、フリーマーケットでの売り上げも寄 付金として提供してくださいました。その結果、みどり幼稚園の園庭には、ピカピカの天然木でできたレインボー社の遊具が設置されました。まるで計算して配 置されたかのように、大きな明るい黄色の滑り台が、背景の緑の山々に素晴らしく映え、地元コミュニティの希望のシンボルのようです
シルバー寄贈者は、オンラインで社会貢献ができる寄付プラットフォーム「i-kifu」です。 i-kifu で募られた寄付金は10万円になり、ライブ音楽,風船,バーベキューなど盛りだくさんのオープニングイベントの費用にさせていただきました。i-kifu さんと、i-kifuを通じてこのプロジェクト実現に貢献して下さった皆さんに感謝します。
オープニングイベントの様子