子どもの時にする様々な経験は、その後の人生において子どもたちが何を大切にして生きるかという生き方の指針を定める上でとっても大きな影響を与えます。
皆さんも子どもの頃にした忘れられない経験が幾つかあるのではないでしょうか?
ひょっとしたら、子どもの時にした特別な体験が現在のお仕事をするきっかけになった!なんていうラッキーな人も中にはいるかもしれません。
また、子どもたちは高校に入ると共にそれまでに培った経験に基づいて自分たちで少しずつ自分の人生の選択をするようになります。
そのため、高校に入る15歳までに子どもたちがとびっきりの遊びやアクティビティを通して、目一杯に五感を使うことや正しい判断力を身につけられてことが理想的です。
これからシリーズ3回に渡って、子どもたちが15歳になるまでに子どもとしておきたい外遊び・アクティビティを紹介していきます
(特に夏は天気もいい上に長いお休みがあり、子どもたちがとっておきの新しい経験をするにはぴったりな季節です!)
是非皆さんも参考にしてみて下さい!
15歳までに子どもと夏にしておきたい外遊び・アクティビティ
1. 地図を持って未知の世界に冒険に行く
最近ではスマホに行き先を入力すれば、行き方がすぐに分かってしまいます!
そのためか、目的を定めずに未知の場所に探検に行く!という機会も減ってしまったように思えます。
でも、何も無いと思っていた所に何か特別な場所を見つけた時の特別な感覚って、時には何とも言えない喜びをもたらしてくれます。
皆さんもそんな経験したことがあるのではないしょうか?
ちょっと散歩に出かけたら見つけた小さなカフェや、思いがけず見つけた夕日スポット。
そんな何気ない場所や経験が一番心に残っていたりします。
子どもたちにもそんな小さな幸せを15歳までに是非教えてあげましょう!
おやすみの日にスマホを封印して、地図を広げて、どっちの方向に行くかワイワイ話し合いながら探検してみて下さい!
きっと忘れられない1日になりますよ!
2. ボートに乗る
夏と行ったら海・川・湖!
水遊びの醍醐味の一つはボート遊び。
ボートに乗って、ボートの漕ぎ方や進行方向の変え方を試行錯誤することを通して、子どもたちは自然と、てこの原理の仕組みや水の動き方などを学ぶことが出来ます。
同時に、大自然の中でボートに乗ると、大人も子どもも所詮は大自然の中のほんの一部の存在なんだと気づくことが出来、
ほっと一息つけるでしょう。
また、遊びと言ってもボート遊びはいつでも命がけ。
しっかりと人や自分の命に責任を持ちつつ、大胆に全身を使って遊ぶことの楽しさを子どもたちにあげましょう!
3. キャンプに行く
4. ダイビングボードからプールにダイブ
5. 花火の楽しみ方を知る
6. ハイキングに行く
7. 世界一のアイスクリームを作る
8. 雷を楽しむ
9. 雨の中で踊る
雨に濡れたら風邪を引いちゃうかも…
そんな心配からついつい子どもたちを雨の中で遊ばせるのを止めちゃう親御さんが沢山います。
でも、実はこれはとっても勿体無いことかもしれません。
雨は自然が私たちにもたらしてくれるとっても素敵な遊び場です。
雨の中で踊ったり、水たまりの中に飛び込んでみたり、雨の中で水風船合戦をしてみたり。
夏の暑い日に楽しくクールダウン出来るだけでなく、
雨の日を「外に出られない嫌な日」としてでは無く、
「違う遊び方が出来る楽しい日」として子どもたちが感じられるようになります。
さらに、雨の中で外遊びをすることにより、実は子どもたちの免疫力も上がります。
親御さんの皆さんも童心に帰って、思いっきり子どもたちと雨の中ではしゃぎ倒してみてはどうでしょうか?
10. 満点の星空を見に行く
11. コンサートに行く
12. 野菜・果物を育てる
子どもの頃って何で好きじゃない食べもの大人が食べさせようとするのか中々理解出来なかったりします。
それにご飯を残すことも、悪いことなんだと言われて理解していても、それが何で悪いのかについてはあまり良く分かっていなかったりします。
野菜や果物を育てるという行為は、自分の努力が直接、植物の成長として見られるのが楽しいだけでなく、子どもたちが身を持って食べものとの関わり方について深く考えられるようになるとっても貴重なアクティビティです。
子どもたちが野菜・果物の育て方を学ぶことには次のようなメリットが挙げられます!
- 食べものを作るのにどれだけの時間と労力がかかるのかが理解出来る
- 自分たちの命は他の植物や動物の命によって形作られていることを感じられる
- 太陽の下で体を動かすため健康で丈夫な体作りにつながる
- 環境問題や自然に対して興味を持つきっかけになる
- 水やりを毎日して野菜が育つのを見ることを通して、毎日継続して何かをやり続けることがいかに大切か身を持って学べる
うまくいけば最後には自家製の美味しい野菜や果物を家族で楽しめるアクティビティ。
是非、親子でチャレンジしてみてください!
13. ピクニックをする
ピクニック。
口にして言葉の響きを感じるだけどもなんだかワクワクしてきますよね!
そんな楽しいピクニックは子どもにとって学びの宝庫です。
まずは場所選び!
景色がよくてピクニックにぴったりの場所を子どもたちに選んでもらいましょう。
方法は自由。
外に探検しに行って見つけてもらっても良し。
インターネットを使ってリサーチをしてもらっても良し。
友達や周りの大人にインタビューをしてとっておきのおすすめの場所をこっそり教えてもらっても良し。
場所が決まったら、次はピクニックに持っていく食べものや遊び道具の準備です。
親子の話し合いで決めた予算内で、子どもたちにピクニックに必要な物を調達してもらうことによって自然と金銭感覚も身につけさせてあげる事が出来ます。
このように計画を立てたり、ピクニックに必要な物を準備する中で、楽しみながら子どもたちの責任感や実践力、企画力を伸ばていきます。
楽しいだけでなく、子どもたちの能力を伸ばすのにぴったりなピクニック!
定期的に家族の予定に盛り込んで、15歳になるまでに子どもたちにピクニック企画のプロになってもらってはいかが?
14. 牛の乳搾りをする
子どものうちに動物と触れ合うことは子どもたちにたっくさんの学びを与えてくれます。
特に牛は日々の生活に欠かせない牛乳やお肉の恵みをもたらしてくれるいなくてはならない動物です。
そんな牛の乳搾りを実際に子どもたちが自分の手で体験することにより、
普段口にしている牛乳やお肉がどこから来ているか、どんな人がどんな風に牛のお世話をしているかなどを実際に目にすることになります。
このような体験をすることで、スーパーでパックされてすぐに買えるお肉や牛乳は息をしている生き物から来ていることが分かり、子どもたちの中に食べ物に対する責任感が生まれるかもしれません。
この時大事なのが、この乳搾りをただの貴重な経験として終わらせるのでは無く、
しっかりと「乳搾りをしてどのように感じたか」という質問をしたり、
私たちの命は他の命を少しずつ貰いながら成り立っていることについて話し合うなどして、
子どもたちの考えを深める手助けをしてあげることです。
是非家族で牧場を訪れて、改めて命について考えてみて下さい!
15. 火おこしの仕方を学ぶ
まとめ